久々に関西圏に長期滞在(といっても1週間程度)していたのですが、今回は結構新しい発見がありました。
京都に泊まるときは何となくいつも、河原町近辺、そうでなければ次点で、京都駅近辺にしていたのですが、今回翌日に競馬を控えていたこともあり、値段的なことも考えて八条口側にしたんですね。
といってもイメージがつかない方のためにご説明すると、京都は南北に線を引くように京都駅がそびえ立っています。
北から一条~二条というようにボーダー状に東西に道路が走っていて、数字が増えるほど南へ。イメージとしては7.5条が京都駅、七条が駅より北側で、八条が駅より南側。ちなみに京都競馬場は南側(といっても遥か彼方)です。
そして、これも多くの都市がそうであるように、新幹線が止まるのと逆側が中心部です。新幹線は八条側、そして街は七条側(烏丸口)が栄えている。京都タワーや河原町、祇園などの繁華街、嵐山などはすべて北側です。
名古屋も太閤口側に新幹線が止まりますし、東京も八重洲側。恐らく新幹線はあとから開発されるので、地下鉄の後発路線が地下に潜って行くように、新幹線は中心と反対側に行きがちなのでしょう(これは憶測なので間違っていたらスミマセン)。
ちなみに八条口というと、鳥羽伏見の戦いで知られる鳥羽や伏見などもこちら側。南区や競馬場のある伏見区は場所によって少し治安が悪かったりして、全体としては少し薄暗い感じです。わかりやすく表現しているので、もちろんその中でも地域によっていろいろです。
まぁ、そんなわけで八条口側は全体に値段が下がる傾向があります。家賃、土地代など。土地代が下がれば当然ホテル代も少し下がります。中心部に行くには多少駅の向こう側になる分、不便でもあるので。
でも安さに惹かれて、十条のあたりに今回は宿泊しました。
そうすると、これが大当たりで…。
まず八条口側が地味だったのは今は昔という感じで、いい感じに栄えている。しかもローカルな雰囲気で落ち着くんですね。
まずイオンが駅前にあって、そこにはコメダやスタバ、ユニクロ、大型の書店、さらに映画館もあって本当に事足りる。王将、天下一品という京都のチェーン店もありますし、道も広く、観光客も当然少なく歩きやすい。夜になると東寺がぼんやりと浮かび上がって、静かな中にも風情があります。空を見上げれば済んだ空気の向こうに星の輝きが見えます。
イオンからは5分も歩けば京都駅です。
これまで思考停止状態で河原町、京都駅に泊まっていたのですが、八条口側という新しいチャレンジをした結果、良い収穫を得られました。
慣れた行動も素晴らしいですが、新しいこともしてみるもんだと思ったわけです。
次回もまた競馬を観に来るときは八条口側のホテルに泊まろうかなと思ってます。
Source: TAROの競馬
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