【追悼】ディープインパクトのベストレース

当時POGで所有していたアドマイヤコングの単勝に全ツッパしていた過去が猛烈に恥ずかしい

あとは史上最強馬であることの単なる確認作業

全員どよめいたわ

ダービー
『このスピード、この強さ～！！』
五五〇メートルの最後の直線、前残り馬場でインティライミが粘り込みを図る中、ただ一頭後ろの馬群から飛び出してきた馬がいた。

鞍上の武豊は、四コーナーに差し掛かった瞬間に勝ちを確信したという。タイムはダービーレコードタイ。

天皇賞春
『ディープインパクト、早々と先頭に立ちました』
『リンカーン！追い込んだ！リンカーン！逃げる、逃げる！懸命に逃げるディープインパクト！後二百メーター、差は詰まらない！！』

淀の坂で進出を開始したディープインパクト。
場内では歓声と悲鳴が混在して響いた。

四角先頭で最後の直線へ。
二番手リンカーンが悲願のG1制覇へ向けてディープインパクトを追い詰めるが、武豊が鞭を入れた瞬間ディープは再加速。一旦は縮まった後続との差を、更に引き離していく。

そのままディープインパクトはレコードタイムでゴール板を駆け抜けた。