パワハラ木村哲也調教師「教育であって暴力やパワハラではない」

　大塚海渡騎手（２０）＝美・フリー＝が暴言や暴行などのパワハラによって精神的苦痛を受けたとして、 かつての所属先である木村哲也調教師（４８）＝美＝に８５０万円余りの損害賠償を求めている民事訴訟の第２回弁論準備手続が９日、水戸地裁土浦支部で行われた。
　木村師側は叩いた行為を認めたものの、技術的に未熟なことを教育する目的であり、暴力やパワハラではないと再反論。 また、大塚騎手が精神的なダメージを受けたのは昨年１月５日の落馬事故が原因と主張し、当時のＪＲＡのパトロールフィルムも証拠として提出した。 大塚騎手側の代理人弁護士は「教育目的なら叩いていいという考えは今の社会ではかなりずれている」と話した。次回は５月２８日に行われる予定。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32f8b588b1accdfc516805570aa78dfb828ffc65