サリエラが引退で繁殖入り　重賞勝てず

　芝中長距離のオープンで活躍したサリエラ（牝６・国枝）の引退が２２日、シルクホースクラブのホームページで発表された。今後は繁殖牝馬となる予定。
　クラブの規定にある３月いっぱいの引退期限までまだ時間はあるものの、１９日の日経新春杯（９着）後の状態や近走の成績を踏まえて関係者が協議した結果、競走馬登録を抹消することになった。
　２歳王者サリオスの半妹にあたる同馬は、２０２１年１１月の東京芝１８００メートルの２歳新馬戦でデビュー（１着）。２３年にはリステッド・白富士Ｓを快勝し、２２年ローズＳ、２４年ダイヤモンドＳでそれぞれ２着するなど、オープンで活躍した。通算成績は１２戦３勝。総獲得賞金は９５４８万円。
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